東京での滞在
日本に来てから既に2週間が経つ。この間久保さんとワークショップを一つこなし,その後アンドレアと大阪で専門学校とワークショップを行って、帰りに京都で少し観光をしてきた。
今回の滞在は一ヶ月と一見長い様にも思えるが,ワークショップやその為に実際にかかる準備、1週間の旅行が2回とという予定が入ってくると時間がたらなくなってくるのを実感する。それ以外にもビジネスではない家族や友達と会う予定などを入れてくると予定がとても過密になる。いつも思う事だがこのバランスがとても難しい。
滞在中は東京にある実家をベースにしている。この家はアメリカに来るまで生まれた時から住んでいた家で、実際に通っていた小学校や中学校が5分も歩かない所に今でもある。もちろんその時の友達などは家から半径1キロも行かない位の所に集まっていたので,遊ぶ時などは近くの公園が集まり場になっていた。そして学校や仕事の為に行動範囲が広くなると,最寄りの駅まで自転車で毎日の様に通っていた。本当に生まれ育った「場所」という感じである。
日本に帰ってくる度に自分の近所の写真をゆっくり散歩をしながら写真が撮れないかと思ってきた。ある意味自分の記憶をなぞっていく様な物だ。建物などは相当変わっていて、どのような道があるという事は分かっていても、全く風景が違う。だが実際に帰ってくると家でじっとしている事などなく他の予定に後回しにされているのが現状である。
ある朝、4時半位にコンピューターの音で目が覚め、フィラデルフィアでスタジオ番をしているAnneとチャットでやり取りを行った。スタジオで起こっているのことの報告であったり、新学期の人の集まり様,そして細かい質問などを確認していく。それから1時間位してから用件が終わり、またうとうとと眠り始めた。眠りが浅かったのだろう、その時にとても鮮明な夢を見た。あまりにもの鮮明さに実際に経験している様な錯覚をするほどであった。特に夢に対して意味や神秘性みたいな物を感じている訳ではないが,特に興味あったのがその「新鮮さ」であった。
高校の時に聞いていたラジオで夢の研究をしている人とのインタビューを今でも覚えている。その研究者はただ夢を研究しているだけではなく,いかに夢を見ているという事を自覚し,夢を自分の思う様にコントロールする為の装置を開発している人であった。
その夢を見た後にその事を思い出し,早速検索をしてみるとlucid dreamという言葉で夢をコントロールする事に付いていろいろでてくる。ついでにはその10年以上も前に聞いたラジオの研究者が初めたであろうと思われるスタンフォード大学にあるLucidity Instituteという所まで出てきた。特別な才能が必要な訳ではなく、どんな人でも訓練をすればできるもだそうだ。早速本を買ったので試してみようと思う。
子供の時から夢ばかり大きいとよく周りの人の笑われていた事がある。でも夢がなかったらこのような人生を歩まなかっただろうし、Project Bashoもなかったと考えると夢の力は大きい。今度は夢を実現する為に、夢の中で先に実現してみよう思う。



