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	<title>フィラデルフィア写真紀行 &#187; コロタイプ</title>
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	<description>写真センターの運営や作家活動から、アメリカの写真事情や文化の違いまで…</description>
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		<title>京都便利堂訪問</title>
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		<pubDate>Thu, 28 Jan 2010 13:37:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tsuyoshi</dc:creator>
				<category><![CDATA[アートとビジネスの両立]]></category>
		<category><![CDATA[コロタイプ]]></category>
		<category><![CDATA[デジタルネガ]]></category>
		<category><![CDATA[便利堂]]></category>

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			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_476" class="wp-caption aligncenter" style="width: 700px"><a href="http://phila-photo.projectbasho.org/wp-content/uploads/2010/01/snow01.jpg"><img class="size-full wp-image-476" title="snow01" src="http://phila-photo.projectbasho.org/wp-content/uploads/2010/01/snow01.jpg" alt="" width="690" height="543" /></a><p class="wp-caption-text">Niigata, 2010</p></div>
<p>ワークショップの準備に時間がかかりもっと早く訪れる事ができると思ったが、実際に京都に着いたのは木曜日の昼を過ぎていた。一昨年の秋に訪れてから、毎回日本に来るときは時間を作って便利堂に寄っている。水面下で進んでいる今後のプロジェクトの為という事もあるが、便利堂のコロタイプをもう少し効率よく作る事ができないかという事を考えている。</p>
<p>その一貫として工房ではデジタルネガを導入するテストの手伝いをしている。今まで職人さんの勘に頼っていた製版のプロセスをデジタルネガを使う事によって安定したジェラチン版を作る事と作業の合理化をするのが目的である。今回も前回同様デジタル担当の加藤さんとネガ作り、製版そして印刷と一連の作業を一緒に進めていく。その傍ら工房長の山本さんもいたため、実際に立ち会える所は顔をだしてもらい、テストの過程に加わった。</p>
<p>今回は小さいながらもプリンターを導入したという事で便利堂さんにあるプリンターのテストを進めていく。新しく作ったプロファイルを早速インストールし、新しいチャートを数値を変え刷っていく。このようなテストをするときはオーバーとアンダー物を含めると実際にどのように変わっていくかという事が目に見えとても役に立つ。そういう意味でも分かっていても使える物と使えない物をも作っていく。</p>
<p>次の日には出来上がってきた版を使い実際に刷って版の出来具合を確かめる。コロタイプはこの印刷の時点での変化の要素がとてもあり、オペレーターがどのようにインクを入れるかなどで同じ版からまったく濃度の違うプリントができてしまう。もちろんここがコロタイプの特徴で短所でもあるが長所でもある。あまりにも自由度が高く、元々オフセットの経験がある加藤さんもこのような基準を作る事が無駄だと思っていたほどである。しかし基準的なネガができていればそれにこした事はないし、そうする事によっていちいち苦労しなくてもある程度のプリントができると考えている。</p>
<p>加藤さんと食事をしていた時に話していた事だが、全ての仕事が100%のものを要求される訳ではないと常に思っている。80％でいい物もあれば100％のものを作るべきの仕事もある。実際に便利堂の仕事でも利幅の幅がかなりあるようだ。実際の数字はよくわからないが、僕の予想としてはどうしても数を刷る物は自社で売る商品を作らない限り作業の工程上なかなか採算が合わない。その一方美術品の複製を作る一点物などは利幅が高く時間もかける事がでるのではないかと思う。これからコロタイプが生き残っていくにはこのような一点物の印刷をもっとやる必要があり、そこでこそ職人さんの持っている技術としても、そしてビジネス的にもコロタイプの長所が生きてくる。このような住み分けをできる様にするにはどうしても安定した版を作る事が必要になる。デジタルの安定さを使い、80％でいい物をいかに難しくなく作る事をめざす。</p>
<p>前回も感じていた事だが、この様に職人気質ある所で作業をしていくと、数値的な裏付けがある理論と人間の長年培われてきた経験や感覚という物が相反するというダイナミックが生まれる時がたまにある。実際に便利堂で作業をしている時は、一つの結論や意見が出たときに実際にどのようなモードで考えているのかという事を考え、人の意見を聞くようにしている。なにもどちらが万全という訳ではなく、いかに状況によってこのような考え方を使い分けるかという事がいつも重要だと思っている。この辺りのバランスをうまくとる事を心がけなければならないと思う。</p>
<p>さすがに版から印刷までどうしても一日かかる作業なので、2日では時間が足らず最後の結果までは見ることができなかった。ただ2日目のテストを見ての工房の人の話しを聞いていると、どうやらいい方向にすすでいる様な感触が得れたので、今回はここまででいいのではないかと思う。後は春に来た時にどれ位進んでいるかに興味があるところだ。</p>
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		<title>一路、西へ</title>
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		<pubDate>Wed, 17 Sep 2008 08:03:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>tsuyoshi</dc:creator>
				<category><![CDATA[コロタイプ]]></category>
		<category><![CDATA[日本訪問]]></category>
		<category><![CDATA[James Hajiack]]></category>
		<category><![CDATA[「高級印刷された複製」]]></category>
		<category><![CDATA[コロタイプ印刷]]></category>
		<category><![CDATA[フォトグラビュアー]]></category>
		<category><![CDATA[便利堂]]></category>
		<category><![CDATA[鈴木さん]]></category>

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		<description><![CDATA[金沢から帰ってきてあまり休む間もなく今度は九州に向かう。 午後は京都で下車をし便利堂で鈴木さんをはじめコロタイプ印刷に関わっているスッタフに会う。スタジオを見学させてもらい技術的なことやこれからの企画でできそうな事をいろ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>金沢から帰ってきてあまり休む間もなく今度は九州に向かう。</p>
<p>午後は京都で下車をし便利堂で鈴木さんをはじめコロタイプ印刷に関わっているスッタフに会う。スタジオを見学させてもらい技術的なことやこれからの企画でできそうな事をいろいろと話す。なんだかんだ言って3時間ぐらい長居をしてきた。</p>
<p>やはり便利堂の持っている技術の高さを実感する。みんなが職人としてやっている事に誇りを持って一生懸命に仕事をしているのには感心させられた。そしてここは本当に何から何までがアナログである。この時代ここまでアナログで大掛かりにできる所がすごいと思った。</p>
<p>そして便利堂は技術的にもいろいろ新しい方法を模索してコロタイプ印刷の新たな可能性にも挑戦している。技術の山本さんと話した事にカラーでのグラデーションの話があった。はやり写真を印刷する以上この問題は技術的に重要な点である。</p>
<p>そしてコンセプト的に重要な問題点もある。春にレクチャーに来てくれたJames Hajiackさんも言っていたがコロタイプは繊細な描写ができるが為に犠牲になった技法であるということを常に言っていた。とてもきれいに描写ができるが為にどうしても「高級印刷された複製」ということを逃れられなくなってしまう。</p>
<p>ここがフォトグラビュアーなどと差ができる所だろう。フォトグラビュアーなどは版画としての独自の良さという所から評価され利用されている。つまり元々印画紙でできている作品をフォトグラビュアーで複製を作ろうなどという考えは全く起こらない。グラビュアーでしかできない作品を作ろうというのがそもそもの狙いであるからだ。</p>
<p>そこがこれからコロタイプを使い写真を作っていく上で重要な課題になる。これは技術の山本さんも認識していることでありこれからの応用方法を考えていく人も作品のコンセプトとして必ず取り組むことになるだろう。これから答えを模索していく事になる。その為にJames Hajiackさんのところにコロタイプを学びに行こうと再度考えた。</p>
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