フィラデルフィア写真紀行

写真センターの運営や作家活動から、アメリカの写真事情や文化の違いまで…

Archive for the ‘George Tice’ tag

WetplateワークショップとAIPAD

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ケビンのティンタイプ

Kerikが来てから一日かけてワークショップの準備をする。コロジオンや現像液を混ぜたりと準備をしていく。実際にシッパンで写真を撮ったのは去年の秋以来の為いろいろおさらいをしていくみたいな物だ。Kerikが来る度にいろいろワークショップでは聞けない様な細かい質問や問題解決の方法を学ぶ。

お昼にはテスト撮影が終わり準備のめどがついたため二人でNYに向かう。AIPADの会場にギリギリ間に合ったという感じであった。さすがに終わる直前というので会場はかなりすっきりしている。どんな物がでているかきょろきょろ見て回る。

毎回AIPADに来る度に会う人がいる。一番最初に会ったのはフィラデルフィアのコレクターで去年の栗田さんのショーでもプリントを購入してくれた人である。彼女は日本に旅行をするのがとても好きで、今年に計画している旅行の話しをする。

次に会ったのはGeorge Tice。彼とは5年くらい前にワークショップをとってからこのようにAIPADで顔を合わせてはいろいろ世間話をするようになった。どうやらGetty Museumが彼のアーカイブを買おうとしているらしく二年半位準備をしているとのこと。毎回会う度にいろいろなプロジェクトの話しを聞く。いつもの様に「相変わらずトイレで写真を撮っているの?」と冗談を言っていくる。僕の顔よりもワークショップでプリントしていたイメージの方を覚えてくれているようだ。

Kerikと話しているうちにあるギャラリーの悪い話しを聞く。そこで紹介されていた作家の作品が作家の知らない所で取引されていたようで、支払いはもちろんの事,売れたという事すらも長年知らされていなかったらしい。このようにアメリカのギャラリーの周りでうろうろしているとこのような話しを時々聞く。半分恐ろしいとも思い,その半分これもゲームの一部かとあきれる。ギャラリーというビジネスはこのようなモデルしかないのだろうかと考えさせられた。

そしてNYに着いてから2時間後のバスでフィラデルフィアに戻る。プリントとプロセスについてのレクチャーで面白そうなので顔を出してみようと思っている。ただ明日は朝の10時からという事で朝がとても早い。そして午後からは生徒を連れてギャラリー巡りをする予定である。明日も長い一日になりそうだ。